- コラム
- 2020/07/27
メイドインアース代表・前田剛の
〜オーガニック&エシカル コラム vol.1〜
「コットンのお話」
こんにちは。メイドインアースのブログチームです。メイドインアースを運営する弊社・株式会社チーム・オースリーの代表・前田剛がメルマガ等に書いているショートコラムを、今回より少しずつ掲載していきます。オーガニックコットンの話 […]
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こんにちは。メイドインアースのブログチームです。
メイドインアースを運営する弊社・株式会社チーム・オースリーの代表・前田剛がメルマガ等に書いているショートコラムを、今回より少しずつ掲載していきます。オーガニックコットンの話や、環境の話、耳慣れているけれど今さら聞けないオーガニック&サステイナブル関連のことなど少しずつご紹介していきますので、ぜひご一読いただければと思います。
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メイドインアース代表・前田剛の
オーガニック&エシカル コラム vol.1
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まず第1回目は、コットンのお話。
世界中で衣類などの布製品に使われている天然繊維の中でももっともポピュラーなコットンは、アオイ科の植物。アオイ科には、ハイビスカスやフヨウ、タチアオイなどの花の他に、オクラやドリアン、カカオといった食用としているものや、綿やケナフのように繊維として使われているものがあります。コットンの花は、身近なところだと、オクラの花とそっくり。黄色い可憐な花がしおれ、実ができて枯れる、中からふわっふわなコットンの繊維が溢れ出てきます。
播種(種蒔き)は春(初夏)、夏に開花・結実、秋に蒴果、収穫となりますので、日本の場合、4月下旬から5月中旬頃に種蒔き、8月に開花、9〜10月に結実、10〜11月に蒴果、収穫です。メイド・イン・アースでは、和棉(日本の在来種)を栽培していて、毎年収穫されたコットンは、糸紡ぎのワークショップなどに利用しています。2019年は、夏の雨と10月の度重なる台風で、かなり倒れてしまったり、コットンボールも小さくなかなか弾けないため、自由が丘のショップの軒先で、逆さに干してドライフラワーを作りました。なかなか素敵な風景でしたよ。
ところで、「棉」と「綿」、両方とも「わた」や「めん」と読みますが、この違いわかりますか?「棉」はワタの繊維と種がまだくっついている植物の時の「ワタ」で、「綿」の方は綿繰り(種と繊維を分けること)をした後の、繊維として「ワタ」のことをいいます。
メイド・イン・アースでは、毎年3〜4月頃に、ご希望の方に和棉の種をプレゼントしていますので、お店やご家庭、学校などで、コットンを栽培してみたい、という方はぜひご連絡をいただければと思います。一緒にかわいい棉を栽培してみませんか!
次回は、「私たちは”コットン”を食べている!?」についてです。ぜひお楽しみに!