メイドインアース代表・前田剛の
〜オーガニック&エシカル コラム vol.5〜
「SDGsとオーガニックコットンについて」

SDGsとオーガニックコットンについて 日本でも、耳にすることが多くなった“SDGs”。2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標 ー Sustainable Development Goals ー」の略称 […]

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SDGsとオーガニックコットンについて

日本でも、耳にすることが多くなった“SDGs”。2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標 ー Sustainable Development Goals ー」の略称で、2001年に策定されたMDGs(ミレニアム開発目標)の後継として、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、発展途上国だけでなく先進国自身も取り組み、2030年までの15年間で世界全体で達成する下記の17の国際目標のことです。

これら17の目標にはそれぞれ具体的な数値目標(ターゲット)が明記され、全体で17のゴールと169のターゲットで成り立っています。

1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8.働きがいも 経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 使う責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と構成をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう

この17の目標は、大きく3つの柱「環境」「社会」「経済」で構成されていて、それぞれが密接に関連しあうことで、バランスの取れた持続可能な社会を目指しています。

経済の発展が環境や社会に負荷を与えたり、環境だけに注力することで経済的に持続性を失うことがないよう、取り組んでいくことが大切になってきます。

オーガニックコットンが世界に広がり始めたのが1990年代はじめの頃。もともとコットン農業従事者の経済的な搾取や健康問題、農場周辺の環境問題などを解決するために生まれたオーガニックコットンですが、このオーガニックコットンに携わる産業がSDGsの17の目標すべてに関わっていると言われています。

メイド・イン・アースでは、その17のゴールの中からそれぞれに記載されている169のターゲットを検討して、今、自分たちが掲げられるゴールを、1、3、4、5、6、7、8、12の8つに絞り込んでいます。メイド・イン・アースのモノづくりの姿勢や純オーガニックコットン製品をお届けすることで、暮らしや社会・世界に笑顔が生まれ、持続可能な地球と明るい未来となることを願っています。

「メイド・イン・アースとSDGs〜8つのGOALに向けて〜」についてはこちらをご覧いただければと思います。

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