メイドインアース代表・前田剛の
〜オーガニック&エシカル コラム vol.6〜
「“エシカル消費”は誰もが簡単に参加できる社会貢献活動」

“エシカル消費”は誰もが簡単に参加できる社会貢献活動 メイド・イン・アースでは、ブランドがスタートした1995年の頃から「グリーン購入」「グリーンコンシューマー」という言葉をよく耳にし、同時に私たちも要所要所でこの言葉を […]

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“エシカル消費”は誰もが簡単に参加できる社会貢献活動

メイド・イン・アースでは、ブランドがスタートした1995年の頃から「グリーン購入」「グリーンコンシューマー」という言葉をよく耳にし、同時に私たちも要所要所でこの言葉を使ってきました。グリーン購入とは、環境に配慮した製品を購入すること、グリーンコンシューマーとは、そういった購買行動をする人のことです。現在ではこのグリーン購入からもっと踏み込んで、環境だけでなく貧困問題や労働環境、人種差別なども含めた、いわゆる、「エシカル消費」という言葉につながってきています。

一般の方が参加できる環境や社会への貢献活動には、ボランティア参加や寄付行動、個々の具体的な活動など、さまざまな方法がありますが、普通に仕事や生活を営んでいる人が、そういった行動に移せる機会や時間がなかなか無いのも事実で、いくら思いがあっても結局、行動に移すタイミングを逸してしまうこともしばしばではないでしょうか。

そんななかでも、子どもから大人まで誰もが日常で起こしているアクションの一つである「モノを買う行動」を、少しだけ考え、イメージして、変えることで、身近な暮らしや地域、社会が変わり、世界や地球環境が良くなって、結果的に持続可能な未来につなげてゆくことができる、というのが「エシカル消費」です。

購入する商品の原料や作られ方、作っている人たちの環境、それを売っている人たち、生産から消費に至るまでの環境負荷などを、一人ひとりがほんの少しでもイメージすることで、モノの買い方や選び方、買うお店などが変われば、持続可能な社会へと大きく舵を切っていくことができます。

ボランティアにはなかなか時間がなくて参加できない、寄付をする余裕がない、そもそもどこに寄付したらよいか、どの活動に参加したらよいかがわからない、という人も多いはず。そういった方々にぜひ「エシカル消費」という考え方をお伝えして、そっと背中を押してあげていければと思っています。自分たちの購買行動が、子どもたちの未来、持続可能な社会・環境につながっていることを、多くに人に広めていきたいですね。

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