メイド・イン・アースをご支援いただいている皆様へ

2011年9月5日

メイド・イン・アース／株式会社チーム・オースリー

代表取締役　前田 剛

 メイド・イン・アース製品のグリーン電力化についてのお知らせ

日頃より、私ども(株)チーム・オースリーが運営するオーガニックコットン製品を中心としたブランド「メイド・イン・アース」をご支援いただき、誠にありがとうございます。

私どもメイド・イン・アースでは2011年8月1日より、オフィスと直営２店舗の消費電力に加え、オーガニックコットン全製品と液体せっけんの製造工程における消費電力にも「グリーン電力証書」を導入する運びとなりましたのでご報告いたします。

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メイド・イン・アースではかねてより、エネルギーの自給や使用電力の自然エネルギー化を目標としてきましたが、自由が丘の直営店をオープンした2007年より、エナジーグリーン株式会社(代表・飯田哲也氏)様よりグリーン電力証書を導入、オフィスと直営店舗の消費電力をグリーン電力で賄ってまいりました。今でこそ「発送電の分離」が議論されるようになりましたが、たとえ発送電分離が決定しても、実際に私たちが発電所や発電方法を選択して利用できるようになるまでの道のりは決して短いものではありません。ソーラーパネルや風車の設置など、エネルギーの自給がままならない私たちが、日々使う電気として自然エネルギーを選択する唯一の方法が「グリーン電力証書」です。そして、グリーン電力証書を購入することが、自然エネルギーの｢普及･促進｣と｢発電事業者への支援｣にもつながります。

脱原発、エネルギーシフト、自然エネルギー、私たちがいくら求めても自ら選んで買うことのできない電気。原子力で発電した電気を使ってのモノづくりはしたくない、といくら叫んでも選ぶことのできない電気。私たちメイド・イン・アースは、地球も人も心地よい環境で未来に向かってゆくため、2011年8月、すべての自社製品の製造加工で消費する電力をグリーン電力化しました。これもひとえに、日々、良い製品づくりを目指し邁進していただいている工場の皆様や、あたたかな気持ちで商品を販売してくださっているショップスタッフの方々、そしていつもご愛用いただいているお客様方のご支援の賜物と深く感謝しております。本当にありがとうございます。

今後は、グリーン電力証書を使わなくても、自分たちでグリーンな電力を選べる社会をつくり、そして最終的には、自分たちでつくったエネルギーでモノづくりができるよう、努力してまいりたいと思っております。今後とも､メイド・イン・アースをともに育てていただいている皆様方のあたたかい支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

■グリーン電力とは

グリーン電力とは、風力、太陽光、バイオマス（生物資源）、小水力、地熱などの自然エネルギーによって発電された電力のことです。石油や石炭、原子力など従来のエネルギーによる発電は、資源の枯渇や放射能性廃棄物など地球環境に大きな影響を与えています。自然エネルギーによる発電は発電するときにCO2を発生しないため、地球温暖化を防止するなどの「環境価値」をもっていると考えられています。「グリーン電力証書」 は、自然エネルギーの確かな「環境価値」を証明書として証書化し、誰でも購入できる仕組みです。

■グリーン電力証書とは

太陽光や風力といった自然エネルギーによって生まれた電気は「電気そのものの価値」の他に、省エネルギー(化石燃料の使用量削減)やCO2排出量削減などといった「環境付加価値」をもっています。この「環境付加価値」を「電気」と切り離して、証書(グリーン電力証書)というかたちで取引をすることで、自然エネルギーによって発電されたグリーン電力を使用しているとみなすことができます。