オーガニックコットンの
ふるさと

メイド・イン・アースの製品に使用するオーガニックコットンは、
国際的な有機認証基準に則って第三者認証機関から認証されたオーガニックコットンで、
主にインド、トルコ、アメリカなどから輸入しています。
ここでは、メイド・イン・アースの製品に使われているコットンのふるさとをご紹介します。

「オーガニックコットンのふるさと」をご案内。

「オーガニックコットンのふるさと」をご案内。

世界のコットン収穫量のうち、オーガニックコットンが占める割合はわずか1%にも満たないほど。世界のオーガニックコットン生産量の上位5カ国は、インド、中国、トルコ、タンザニア、アメリカです(2012-2013年データ)。
メイド・イン・アースの製品に使用するオーガニックコットンは、国際的な有機認証基準に則って第三者認証機関から認証されたオーガニックコットンで、主にインド、トルコ、アメリカなどから輸入しています。ここでは、メイド・イン・アースの製品に使われているコットンのふるさとをご紹介します。

インド、トルコ、ペルーetc.
「途上国の小規模農場の手のぬくもり」

インド

コットン栽培の多くは、決して裕福とは言えない貧困層の生産者が担っています。先進国では機械化が進んでいますが、インドやトルコ、ペルーなどの農場ではいまなお手作業でオーガニックコットンを栽培し、収穫も手摘みというところも多いのです。しかしこのような小規模農場では手作業の方が効率よく農作業や収穫ができるため、手摘みの柔らかい風合いが残るといった素晴らしい特性もあります。

また、オーガニックコットンの栽培は農薬や化学肥料による健康影響もなく、さらにフェアトレードの精神で正当な対価が支払われるため、生産者の経済的な自立や教育の機会にもつながっているのです。

メイド・イン・アースでは、オーガニックコットンの栽培を志す世界各国の生産者の思いを汲み取りながら製品開発・普及を進めています。オーガニックコットンの心地よさ、機能性のよさを伝えることで、オーガニックコットンをより多くの方に広め、途上国の人々を含め、オーガニックコットンに関わるすべての人がハッピーになれるような世界をつくっていきたいと考えています。

アメリカ
「世界的なニーズが高まる大規模農場での栽培」

アメリカ

アメリカをはじめとする先進国の大規模農場では、オーガニックコットンは機械で収穫されます。ピッカーの中にコットンが吸い込まれ、モジュールごとにまとめられて、ジニング(綿に含まれた種を取る)工場に運ばれるのです。そこで種と繊維を分離して、綿のみをプレスし、1ベール約200kgにまとめて出荷。コットンは1ベールごとにサンプルを取り検査を受けます。さらにオーガニックコットンの場合は工場の機械をすべて清掃してからジニングマシンにかけられます。

先進国の農場では、機械化、大規模化が進み、効率的なオーガニックコットン栽培が進んでいます。オーガニックコットンのように、地球環境に負荷をかけない高付加価値の素材は、世界的にもニーズが高まっています。

カンボジア
「地雷原がオーガニックの綿畑に」

カンボジア 「地雷原がオーガニックの綿畑に」

メイド・イン・アースでは、「NPO法人Nature Saves Cambodia-Japan (NSCJ)」と共同で「WITH PEACE」という事業を行っています。カンボジアの地雷原から地雷を除去して開墾した畑でのオーガニックコットン栽培を支援するこのプロジェクトは、少しずつでも地雷除去することで安心して暮らせる環境を増やすこと、また、一般的に仕事に就きづらい地雷被害者やその家族の雇用を生むことを主な目的としています。

「WITH PEACE」のアイテムは、手摘みで収穫される元地雷原でのオーガニックコットンを、地元のおばあちゃんたちが中心になり手紡ぎし、天然の植物で染色し手織りでつくられたもので、丁寧な手仕事ならではの温もりが溢れているものばかりです。カンボジア国内の有機認証(カンボジア有機農業協会/COrAA)を取得し、農薬も化学肥料も使わないオーガニックコットンが、さらなる環境負荷のないコットン農業の発展と、地雷被害者の方々の自立支援、綿織物産業の復活につながるよう、今後、原綿輸入も視野に入れ、よりいっそう力を入れた活動を行っていきます。

日本
「在来種の和綿をいまに伝える」

日本 「在来種の和綿をいまに伝える」

日本国内のコットンの自給率は工業的データとしては0%です。しかし、メイド・イン・アースでは日本の在来種の綿を有機栽培している千葉県にある鴨川和棉農園とのコラボレーションブランド「有機和綿十割“わ”」の展開を通して、和綿を次世代に残し、伝えていきたいと思っています。和綿独特の光沢がある白い糸が特徴の「有機和綿十割“わ”」。私たちの住む日本で生まれる和綿のプロジェクトを進めています。