- 特集
- 2023/08/25
【プレスリリース 2023/8/25】
【自給率0(ゼロ)の日本の綿文化を変える!】明治に途絶えた「和綿」と希少な「旧式シャトル織機」で作るサステナブルな未来のための国産オーガニック「手つむぎ糸の和綿マフラー」が9/1(金)ついに新発売!
日本の伝統を守る希少なJAPAN COTTONシリーズ!待望の第1弾! 1995年スタートの純オーガニックコットンの専門ブランド「メイド・イン・アース」(東京都世田谷区 株式会社チーム・オースリー 代表取締役 前田剛) […]
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日本の伝統を守る希少なJAPAN COTTONシリーズ!待望の第1弾!
1995年スタートの純オーガニックコットンの専門ブランド「メイド・イン・アース」(東京都世田谷区 株式会社チーム・オースリー 代表取締役 前田剛)は、有機認証された海外産のオーガニックコットンを素材として国内で製品を作る中で、日本のコットンの自給率がゼロである事実を知り、大きな危機感を感じ2003年に日本の在来の和綿の栽培普及を目的とする「和綿の種ひろがるプロジェクトHOME GROWN」を立ち上げました。
活動は、毎年参加者が増え、全国で2000人以上の個人、企業、団体、学校、と増えています。今回、この活動で収穫した和綿を使って、念願の国産の「手つむぎ糸の和綿マフラー」が誕生しました!原料から製造までメイド・イン・ジャパンのものづくりの原点を大切にした「手つむぎ糸の和綿マフラー」は、自給率ゼロの日本の綿文化の再生への第一歩です。多くの方に日本の在来の和綿の存在を知ってもらい、更に、日本の伝統の織りが生み出す、最高の風合いを楽しんでいただくことで、栽培から製品化、消費の循環が生まれ、日本の綿文化が本当の意味でのSDGsに貢献し、サステナブルな未来につながってゆくことを目指しています。
メイド・イン・アース×鴨川和棉農園×澤井織物工場のコラボが生み出す新しい挑戦!
手つむぎ糸の和綿で日本の伝統と自給を守る!
この国産オーガニックの「手つむぎ糸の和綿マフラー」は、純オーガニックコットンの専門ブランド「メイド・イン・アース」が、千葉県の鴨川和棉農園と共に、作り続けた和綿の手紡ぎ糸を使って、創業120年の歴史の伝統工芸品『多摩織』の技術を継承する東京都・八王子市の、運命的な出会いにより、手紡ぎ糸を古いシャトル織機で織ることに、快く挑戦していただくことで、実現しました。(通常、手紡ぎの糸は、機械織り機では織れないためです)
現在日本では、綿の栽培はなく、自給率0(ゼロ)という100%海外に依存するコットンの世界。原料、製造とも大半が海外産という現実は、食品と同様に自給率の低さが、将来の日本の衣料分野においても不安な時代が迫っています。
メイド・イン・アースでは、オーガニックコットンの専門のブランドとして、有機認証された海外産のオーガニックコットンを使った製品を作ってゆく中で、日本のコットンの自給率の真実に、大きな危機感を感じ始めていました。そんな折、千葉県の鴨川和棉農園の代表の田畑さんとの出会いで、かつては日本でもたくさんの和綿が栽培されていたことを知りました。和綿の種を守り広めてゆくことは重要で、これからの未来の日本の「衣」の素材にとって、大きな意味のあるやるべき活動だと強い使命を感じ、和綿栽培を全国に広めるプロジェクト「和綿の種ひろがるプロジェクトHOME GROWN」を立ち上げました。
和綿栽培を全国に広めたい!2003年スタートの「和綿の種ひろがるプロジェクトHOME GROWN」で
収穫した和綿を形にしてゆく!
この「和綿の種ひろがるプロジェクトHOME GROWN」は、2003年からスタートしました。最初はオフィスのプランターで栽培を始めるところからスタートし、現在では、毎年参加者が増え、全国で2000人以上の個人、企業、団体、学校、と増えています。和綿の種の発売を機に、ワークショップや栽培体験や学校教育の現場では、和綿栽培を通して、エシカル消費、SDGsなどの勉強会なども行なっています。
そして、栽培を広めるだけではなく、それを形にして、製品に仕上げてゆくことで、日本全国で、和綿が栽培され続けてゆく、サステナブルな未来にとって、とても必要なことだと感じ、本格的に製品づくりをはじめようと、この「手つむぎ糸の和綿マフラー」を誕生させました。
手つむぎ糸の和綿マフラーで、日本伝統産業の未来を温める!
多くの方々に、次の世代の未来の日本の風景の中に、和綿栽培を届けてゆくことで、衣類の素材としてのコットンが、国内でも作ってゆける環境が整えられてゆき、和綿の自給率がゼロから上がってゆくことを目指しています。ぜひ多くの方々に、ご家庭や、学校、畑などで、和綿の栽培を楽しんでいただき、ぜひこの「手つむぎ糸の和綿マフラー」をご愛用いただきたいと思っています。
手つむぎ糸の和綿マフラーの特徴(和綿・手紡ぎ糸・シャトル織機)
・貴重な和綿を100%使用。しっかりとしなやかで、高い吸放湿性がある和棉の特性を
よく生かして、一年中気持ちのよい状態で首回りをやわらかく包み込みます。
・日本の手仕事、伝統工芸の技をしっかりと感じられる製品
・不均一でポコポコとした織柄が、表情豊かでおしゃれに着こなせる仕上がり。
このマフラーを使うことで変わる世界
・日本のコットン自給率を上げるきっかけ作りに貢献できる可能性がある
・日本の伝統や国産のよさを楽しむ人が増える。
・日本のファンションの素材が海外産だけでなく、日本産のものが増える可能性がある
・次の世代の未来の日本の風景の中に和綿栽培という光景が自然になる可能性がある
・ものづくりの背景、エシカル消費、SDGsへの関心が高まる。
・和綿を自分で育てられることを知り、新しい趣味を増やすことができる。
制作工程(工場)
原綿(千葉県 鴨川和棉農園)
↓
手紡ぎ(千葉県鴨川和棉農園監修)チャルカによる手紡ぎ
↓
織(東京都 澤井織物工場)旧式シャトル織機による機械織
↓
精練(東京都 澤井織物工場)高温のお湯にゆっくりくぐらせて丁寧に洗う
手つむぎ糸の和綿マフラーの詳細
製品情報
・品名:手つむぎ糸の和綿マフラー【チェック】【きなり×茶】
・サイズ:38×160cm
・素材:綿100%(オーガニック和綿)
・価格:¥27,500(税込)
コンセプト
日本の在来種である和綿を広げ、繋げていく日本の気候風土に合った和綿の心地よさを感じてほしい。大量生産にはない手仕事の温かみある物づくりを多くの方に届けたい。
特徴・魅力
【原料について】
千葉の鴨川和棉農園にて栽培された和綿を100%使用。(和綿十割)繊維長が短く、太くしなやかな和綿は弾力があり、夏は湿気を吸い、冬は空気を含んで温かく、湿度の高い日本の気候に適した綿。
【糸について】
鴨川和棉農園、田畑氏の協力のもと、チャルカ(※インドの糸車)による手紡ぎ糸を作成。日本では工業的に手紡ぎが行われていないため、国産の手紡ぎの糸はとても貴重。綿に負荷がかからないため、空気をたくさん含み、軽くてとてもあたたかでウールにも似た風合い。ウールのようにチクチクすることもなく肌さわりがとてもやさしい。
※チャルカとはインドで使われている糸車(手紡ぎ車)のこと。
【織について】
創業120年の歴史を誇り、伝統工芸品『多摩織』の技術を継承する東京都・八王子市の澤井織物工場が織りをしています。
・手紡ぎの糸は切れやすく、機械にかけることが難しいため、手機でしか扱えないとされてきたが、今回の和綿マフラーは旧式のシャトル織機を使用することで機械織にかけることが実現した。
・伝統工芸士の資格を持つ澤井織物では、この難しい糸を扱うことに挑戦していただき、洗いにかけるところまでこだわりを持って製品を仕上げている。
・手紡ぎ糸は均一ではなく、とても個性があるので、一気に織り機にかけることはできず、職人さんの高い技術で少しずつ丁寧に織っている。
・世界的にも希少価値の高い旧式のシャトル織機は最新の高速織機にくらべて糸に負荷をかけずに織り上げる。生地にふくらみがあり手紡ぎの特徴を損ねることなくやさしくふっくらとした風合いに仕上がっている。
【綾織チェックについて】
「手つむぎ糸の和綿マフラー」は綾織を採用。
綾織とは2本もしくは3本おきによこ糸が上下する織組織で、斜めの綾目が特徴。
1本おきに上下する平織に比べ、糸が交差する点が少ないためふっくらと仕上がり、光沢が出るのが特徴。
チェック柄は日本では古くから着物に使われていた和柄のチェック(格子柄)の素晴らしさをイメージし、オリジナルチェックを作成。
和にも洋にも合わせやすく、コーディネイトのポイントになる際立つチェック柄を目指した。
着物では「翁格子」と言われる、大きな格子の中に小さな格子をいくつも交差させている伝統的な柄をモチーフに。
チェック柄は染色ではなく、和綿そのままの色であるきなり綿と濃淡2色の茶綿を織り混ぜ、ナチュラルでやさしいチェック柄に仕上げている。
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2003年スタートの「和綿の種ひろがるプロジェクトHOME GROWN」について
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目的:
◎タネを守る・・・絶えつつある貴重な国産在来種コットンのタネを次世代へと受け継ぐ。
◎栽培を楽しむ・・・自宅や学校、店先など、個人から団体で手軽にワタ栽培を楽しむ。
◎自給自足・地産地消を学ぶ・・・自ら繊維の原料を栽培することで衣食住の「衣」を知る。
◎ワタから糸にふれる・・・ワークショップを通してワタから糸になるまでの工程を体験する。
◎環境を考える・・・SDGs、エシカル消費、サステナブルな未来について考えるきっかけになる。
◎モノづくりを体感する・・・収穫したワタでのモノづくり体験から生産から消費までを学ぶ。
◎地方創生につながってゆく・・・地域活性の一つとして取り組んでゆける、栽培することで
お土産など作ることもできる
手つむぎ糸の和綿マフラー
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発売場所:
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◉メイド・イン・アース自由が丘店 (〒158-0083 東京都世田谷区奥沢 7-3-10 T-STYLE自由が丘1F
12:00~18:00 (年末年始休み) 050-5357-9016( https://www.made-in-earth.co.jp/corporate/shops/)
◉メイド・イン・アース公式オンラインショップ https://madeinearth-store.jp/
◉メイド・イン・アース楽天市場店 https://www.rakuten.co.jp/earth/
◉メイド・イン・アースyahoo!店 https://store.shopping.yahoo.co.jp/madeinearth/
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メイド・イン・アース(株式会社チーム・オースリー)について
1986年に創業した、株式会社チーム・オースリーが運営する純オーガニックコットン製品専門のブランド「メイド・イン・アース」は、1995年に純オーガニックコットンの専門ブランドとして誕生しました。
オーガニック認証を受けたオーガニックコットンのみを100%使用し、糸、編み、織り、縫製でも化学薬剤を使わずに、天然そのままを大切にしたものづくりをしています。
私たちが目指しているのは、大好きなオーガニックコットンを通して、衣食住の衣を中心に自然環境にも人にも優しく、妥協のないサステナブルなものづくりを追及してゆくことです。
そして、私たちがオーガニックコットンに出会って知った天然そのままの心地よさを、ぜひ多くの方々にもお届けして、幸せなライフスタイルを送っていただきたいと思っています。
大量生産、効率化、そして品質の均一化のために、天然に手を加える化学加工をするのではなく、植物の個性をそのまま楽しむことが健康や癒しにも繋がってゆくと考えています。
オーガニックコットンを着たり、栽培したり、学んだり、暮らしの中にオーガニックコットンが自然に溶け込んでゆくような活動を、目指しています。