- 和綿栽培日記
- 2011/08/29
まだまだ夏です?ちょっと秋かな?
今日はちょっと綿のお勉強から。 みなさん。コットンと聞けば吸水性がとても良い繊維ですよね。 たしかに、お風呂上りに濡れた体をコットンのバスタオルで拭いて。 そうそうです。 でも、下の写真はじけた綿の実を見てください。 シ […]
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今日はちょっと綿のお勉強から。
みなさん。コットンと聞けば吸水性がとても良い繊維ですよね。
たしかに、お風呂上りに濡れた体をコットンのバスタオルで拭いて。
そうそうです。
でも、下の写真はじけた綿の実を見てください。
シャワーのように上から水遣りをした後のコットンです。
キラキラと綿の実の上で玉のように光る水滴。きれいですね。
あれ?でもでも。
気が付きました?そうなんです。
本来、みなさんが体を拭いたり、体をふんわり包んでくれるコットン繊維は
この種の周りをやさしく守っているふわふわの繊維なんです。
コットンはもちろん土から養分を吸って育つ植物、農作物です。
だから、次の世代に自分たちを伝えていく為の種は大事な赤ちゃんです。
赤ちゃんが雨に濡れないように守る為に、水をはじく為に油分がある繊維なんです。
メイド・イン・アースでは、綿の種をまわりの繊維が守っているそのままを出来る限り
お伝えしたいと思っています。
だから、最初はちょっと吸水性が悪かったりします。でも、あのふわふわなまるで畑から
届きたて!のようなやわらかさは、やさしさに包みこまれる感覚は綿のやさしさなんですね
ちょっと熱く語って長文になってしまいました。
理屈っぽいおはなしはこのへんでおしまいにして。
アメリカ産グリーンのコットンがはじけていました!!!!!
たしかに緑!グリーンですね!
真ん中の綿を見てくださいね。
綿の実ははじけてすぐには収穫しないんです。はじけたばかりは綿の房は
まだふんわりしていないんです。はじけてからしばらくして綿の房がふんわり
してきて、種が今にもこぼれ落ちそうになったら摘みころです。そして、実が熟す
かわりに葉は枯れて落ちるのです。
オーガニックコットンの畑では、枯れ葉剤などをまかないので、コットンそれぞれ
の成長にあわせて収穫をするので、大変だろうなぁ。
と、遠くでコットンを育ててくださっいる農家さん達に感謝です。
綿がはじけているコットン達の横で優雅に薄ピンクのきれいなお花を咲かせている
コットンがおりました。
自由が丘の空は青がちょっと薄くなっていました。秋のそらになってきたのかな。
堀越