着心地、デザインともにパーフェクトな「ラフィ吊天竺Tシャツ半袖」

綿を無駄にしない紡績と、昔ながらの製織が生み出した、メイド・イン・アースの新定番「ラフィ吊天竺Tシャツ半袖」。ふんわり感とコシをかねそなえた生地、アウターとしてもさまになるスタイリッシュなシルエットに、鏡の前で思わず笑み […]

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綿を無駄にしない紡績と、昔ながらの製織が生み出した、メイド・イン・アースの新定番「ラフィ吊天竺Tシャツ半袖」。ふんわり感とコシをかねそなえた生地、アウターとしてもさまになるスタイリッシュなシルエットに、鏡の前で思わず笑みがこぼれます。これからの季節、ヘビーローテーション間違いなしの1枚が誕生しました。

●シンプルなのに断然カッコいい、自慢したくなるデザイン

ジーンズにTシャツ……そんなカジュアルな装いがまぶしさを増すこれからの季節。メイド・イン・アースがお届けする新作Tシャツは、シンプルな洋服にこそ映えるシルエットの美しさが自慢です。

「見た目だけではわかりづらいかもしれませんが、着れば必ず良さを実感してもらえると思います。インナーとしてはもちろん、1枚だけで着ても、スタイリッシュにカッコよく着こなせるとスタッフの間で評判です。さまざまな体型のスタッフが何度も試着・調整を繰り返して決めた、納得のデザインなんです」とは、制作・デザイン担当の奥田智代。襟ぐりのカーブや袖のカット、丈の長さなど、わずかな調整で各サイズのニュアンスの違いを表現しています。
サイズは、S、M、Lの3つ。

襟が比較的深くあいたSサイズは、デコルテがキレイに映える女性らしいデザイン。短めの袖が、腕を長くすっきり見せてくれます。丈も、長すぎず短すぎず、ベルトが隠れるくらいのちょうどいい長さです。

一回り大きなMサイズは、Sサイズより襟のあきが少な目。体にフィットさせた着こなしをしたい男性にもおススメの、ユニセックスなデザインです。

Lサイズは、男女ともにざっくりと着ていただけるよう肩幅を広くとり、襟、袖、丈もノーマルなTシャツのデザインを踏襲しています。

●細部にまで光るこだわりの仕様

このラフィ吊天竺Tシャツ半袖は、目立たない場所にもさまざまな工夫が隠されています。

たとえば、襟ぐりや肩の内側のはぎ部分を共布などでぐるりと覆う“タコバインダー”。二重ステッチがデザイン上のアクセントになるほか、襟の伸縮を残したままかっちり補強する、縫い代が肌にあたってチクチクしない、などの利点があります。

すそには、“天地（てんち）”という縫製方法を採用。表地に縫い目があまり響かないようすくい縫いをしながら始末する方法で、カジュアルな二重ステッチの処理が一般的になりつつあるなか、クラシックな雰囲気を演出するためあえて採用したそうです。

制作担当の堀越有美子は、こうしたこだわりについて、次のように語ります。

「タコバインダーも天地も、実は特別な機械が必要で、日本から姿を消しつつある技術です。デザインと機能をどこまで追求するかは制作の際の難しいポイントですが、こうして細部にまでこだわることで、商品の質を高めるのと同時に日本の技術を守ることにもつながっている気がします」

●日本の優れた技術がつくる、“ふんわり”だけど“へたらない”生地

「ラフィ吊天竺Tシャツ半袖」の商品名にある「ラフィ」は「落ち綿」のこと。糸に紡ぐ際にこぼれ落ちた綿を集め、新しい綿と混ぜて糸にします。日本が昔から得意とする技術で、繊維の短い落ち綿と繊維の長い綿とをうまく混ぜて均一に仕上げるのは、まさに職人技です。

「吊天竺」は、吊編み機という機械で編んだ生地の種類。近年主流の高速シンカー編み機は一度に300本ほどの糸を使って生地を編みますが、吊編み機は1本の糸でゆっくり筒状に編んでいくのが特徴です。時間や手間がかかる一方、空気をたっぷり含んでやわらかな風合いに仕上がります。

「手で紡いだかのような抑揚のあるラフィの糸で吊天竺の生地を編むと、まるで古着のような味わいの、ムラ感ある生地ができあがります。以前から販売している“ラフィ吊天竺Tシャツ長袖”も、これと同じ生地なんですよ。ふっくらとやわらかなのに、生地に弾力があって、お洗濯をくりかえしてもほとんどへたりません。カジュアルなコーディネートにもぴったりですし、生地がしっかりしているから安心感があってすごく着やすいんです」（奥田）