- メイド・イン・アースがいま考えていること
- 2013/12/27
Discover 2013 to 2014 世界中をオーガニックコットンで笑顔に。
2013年、メイド・イン・アースでは様々な出会いに恵まれ、多くのお客様との素敵な交流ができました。 2013年1月、私たちはカンボジアに渡りました。カンボジアの地雷被害者の自立支援・生活支援を目指すNPO法 […]
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2013年、メイド・イン・アースでは様々な出会いに恵まれ、多くのお客様との素敵な交流ができました。
2013年1月、私たちはカンボジアに渡りました。カンボジアの地雷被害者の自立支援・生活支援を目指すNPO法人Nature Saves Cambodia-Japan(NSCJ)とのコラボブランド「WITH PEACE」が、日本貿易振興機構(JETRO)の2012年度開発輸入企画実証事業に採択されたことを受け、数多くの新作・新柄・新色を送り出すことができました。WITH PEACEの販売数は2013年、大幅にのびました。1本あたり100円をNSCJに寄付し、地雷撤去とオーガニックコットン畑の開墾に支援を続けています。
▽カンボジアの現地視察報告
▽「WITH PEACE」希望のクロマーが届きました!
https://www.made-in-earth.co.jp/news/event-repo/20130201.html
▽新作・新柄・新色40種類以上!
▽2013年春・WITH PEACEクロマーの魅力に迫る!
https://www.made-in-earth.co.jp/news/cat8/20130208.html
2013年は布ナプキンがブレイクした年でもあります。テレビでも布ナプキンが取り上げられるようになり、メイド・イン・アースの純オーガニックコットン布ナプキンへの注目が高まりました。メイド・イン・アースの場合、ただ「オーガニックコットンを表地に使っている」だけではなく、縫い糸も吸収体も純オーガニックコットン100%。製造工程でも化学的な脱脂や染色等を行わないため、素材のやさしい風合いが長持ちします。純オーガニックコットンの持つ繊維の温かさ、強さ、やわらかさをピュアなまま生かした布ナプキンに出会い、その違いを知って「布ナプデビュー」する方がとても多くいました。
メイド・イン・アースでは、直営オンラインショップ内に「メイド・イン・アースの純オーガニックコットン布ナプキン専門店」を開設しました。布ナプキンの使い方や洗い方、選び方、Q&Aなどを網羅した情報ページは、純オーガニックコットンの布ナプキンのすべてがわかるとご好評いただいています。
▽メイド・イン・アースの純オーガニックコットン布ナプキン専門店
http://madeinearth-store.jp/category/446.html
また、小中学校の養護教諭向けの布ナプキンと生理に関する出張講座も行いました。初めての生理を迎える少女たちに、布ナプキンという選択肢を知ってほしい。生理と自分のカラダにきちんと向き合い、自分の心身を大切に慈しむ習慣を早いうちから身につけてもらいたい……そんな思いを先生方にお伝えしたところ、みなさん、とても共感してくださって、初経教育を別の視点から考えるきっかけになったと、たくさんのうれしいご意見をいただきました。これからも子どもたちに布ナプキンをどんどん広めていけるよう、活動を進めていきたいと思います。
▽子どもたちに伝えたい「布ナプキン」 学校向け出張講座
https://www.made-in-earth.co.jp/news/cat12/nunonapkouza.html
5月には、アースコットンDAYスペシャルイベントを開催。『マーマーマガジン』編集長の服部みれいさんと、メイド・イン・アースのブランドマネージャー・前田けいこの「カラダとココロ談義」や、NSCJ共同代表の石井麻木さんと前田剛のトーク「カンボジアから生まれた綿が織りなす笑顔の連鎖」など、盛りだくさんの内容で、会場には多くの人が集いました。メイド・イン・アースくらしの天然市場や、布ナプキンワークショップ、手づくりミサンガワークショップで、お客様とじっくり語り合い、純オーガニックコットンや布ナプキンについて知っていただく時間を共有できました。
▽純オーガニックコットンは幸せのツール
▽アースコットンDAYスペシャルイベント2013レポート
https://www.made-in-earth.co.jp/news/event-repo/cottondayreport.html
▽アースコットンDAYスペシャル!
▽『マーマーマガジン』編集長・服部みれいさんと前田けいこの「ココロとカラダ談義」前編
https://www.made-in-earth.co.jp/news/mie-interview/mireisa.html
▽アースコットンDAYスペシャル対談
▽服部みれいさんと前田けいこの対談・後編 Q&A
https://www.made-in-earth.co.jp/news/mie-interview/mireiqa.html
メイド・イン・アースの自由が丘店は6月に6周年、吉祥寺店は10月に3周年を迎えました。それを記念してアーティストとの限定コラボTシャツの企画・販売を行いました。メイド・イン・アースの「もう一人の生みの親」でもある絵画家の福田勝さん、草の布作家の矢谷左知子さん、それぞれにメイド・イン・アースに通じる世界観を語っていただき、Tシャツの上に表現されました。
▽「くらしのおたがいさま」
▽メイド・イン・アースのヴィジュアルアーティスト・福田勝さん
https://www.made-in-earth.co.jp/news/mie-interview/fukudamasaru2013.html
▽草のいのちを布に移す。
▽矢谷左知子さん×メイド・イン・アースがコラボします!
https://www.made-in-earth.co.jp/news/mie-interview/yatanisan.html
ほかにも、たくさんの新作アイテム、新企画に取組んできたメイド・イン・アースは、2014年も、さらなる飛躍と発展を目指し、純オーガニックコットンを通じて世界を幸せに、笑顔を増やしていくことに力を尽くして参ります。
2013年はWITH PEACEプロジェクトが大きく進展しました。来年はカンボジアでの原綿の生産地を増やし、自然エネルギーでの綿繰り(ジニング)工場の設置など、原綿の輸入に向け、本格的に動いていきたいと考えています。
11月に巨大台風に襲われたフィリピンはメイド・イン・アースの液体せっけんの原材料であるココヤシの産地であることから、液体せっけん1本につき売り上げの1%をエコ雑貨協同組合の仲間ココウェルさんを通じて寄付しています。こうした、メイド・イン・アースと直接つながりのある途上国の子どもたちが笑顔になれるよう、オーガニックコットンを通じた仕事や教育の機会提供などを検討していきます。
布ナプキンの裾野を広げるため、小中学校の養護教諭や教職員養成課程の学生の方々向けの出張講座や、ご愛用者向けの「布ナプキンアドバイザー養成講座」など、使っている方の実感を通してより多くの人に布ナプキンを広められるよう、支援して参ります。
本社と直営本店がある自由が丘では、地域に密着し、地域全体が盛り上がるような提案を地元に対して行っていきたいと考えています。その一つが「自由が丘電力」。現在各地で広がるご当地電力は、地域の人と人を結びつける役割を果たしています。これを自由が丘で実現できないか、実際に動き出していこうと思います。
2014年も、より多くの人が、純オーガニックコットンの心地よさ、温もりを知り、笑顔になれるよう、私たちメイド・イン・アースは誠心誠意勤めて参ります。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。