布ナプライフが楽しくなる洗濯グッズ登場

体験した人の多くが「生理が楽しみになった！」「もっと早く使えばよかった！」と口を揃える布ナプキン。一方で、お洗濯のおっくうさがネックになりまだ使っていないという声もちらほら。そこで登場したのが、お洗濯が楽しくなりラクラク […]

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体験した人の多くが「生理が楽しみになった！」「もっと早く使えばよかった！」と口を揃える布ナプキン。一方で、お洗濯のおっくうさがネックになりまだ使っていないという声もちらほら。そこで登場したのが、お洗濯が楽しくなりラクラク汚れが落ちる、アルカリ洗濯剤「ウォッシュヘルパー」と「つけおきホーローポット」です。

●布ナプ洗濯の救世主？！ウォッシュヘルパー

「ウォッシュヘルパー」はその名の通り、布ナプキンのお洗濯を楽チンにしてくれる頼もしい味方です。

成分は炭酸ナトリウム。やや強いアルカリ性で、血液などのタンパク汚れや皮脂などの脂性の汚れをゆるませる働きがあります。炭酸ナトリウムは元々灰に含まれる成分で、近代までは灰汁のアルカリ分を利用して洗濯をしていた歴史があります。伝統的に使われていたアルカリ洗剤を、現代に使いやすくリバイバルしたのがウォッシュヘルパーです。

使い方はカンタン。水かぬるま湯にウォッシュヘルパーを溶かして（水1リットルに対し小さじ1程度）、そこに経血のついた布ナプキンを入れるだけ。2時間ほどつけておくと汚れがゆるんでくるので、あとは手でギュギュッと押し洗いすればあら不思議！　きれいさっぱり汚れが落ちているのです。長時間使った布ナプキンは汚れが落ちにくくなっているので、その場合は液体石けんを加えたり、洗濯板でゴシゴシするなどして仕上げれば完璧です。

ここで注意したいのは、血液は50℃以上の温度で固まってしまう性質があるため、必ず水かぬるま湯で洗うこと。メイド・イン・アースの布ナプキンは繰り返し洗って使え、かつ丈夫なので長持ちします。オーガニックコットンのふんわりした質感を長く生かすために、ウォッシュヘルパーを使ったアルカリ洗濯はおすすめ。つけおきだけでほぼ汚れが落ちるので、生地を傷めず、いつまでも気持ちよく布ナプキンを使っていただけます。

ウォッシュヘルパーを溶かした洗浄液は直接さわっても問題はありませんが、アルカリ剤の性質上、手がぬるっとすることがあるので、肌が敏感な方はゴム手袋をするとよいでしょう。直接手でふれる場合は水でよく洗い流す、それでも気になる場合は酸性の料理用食酢などで手を洗って中和してください。

これまで、「布ナプキンを使ってみたいけれど、お洗濯が面倒で二の足を踏んでいた」という声をよく聞きました。確かに使い捨てナプキンと比べると、布ナプキンではお洗濯というひと手間がかかるのは事実です。しかし、ウォッシュヘルパーを使ってみるみる汚れが落ちていく様子を実感できると楽しいですし、きれいになった布ナプキンを干して太陽の光に当てて取り込むと、とても気持ちいいはずですよ。それに、ウォッシュヘルパーは無機物なので分解済み。環境に負担がかからないのもうれしいですね。

●煮沸消毒もできる、つけ置きホーローポット

とはいえ、お洗濯はやっぱり気が重くなる……そんな時は、おしゃれなグッズで気持ちを高めてみるのはいかがでしょう。

布ナプキンのつけおき洗いに重宝するのが、ホーロー製のポットです。ホーローとは金属の下地にガラス質の釉薬を塗って高温で焼き付けたもので、酸に強く、耐食性が高いのが特徴です。表面がガラスのようにつるりとしているので、お手入れも簡単。オフホワイトなのでつけおき洗い中の布ナプキンの汚れ落ちの様子がよくわかります。

本体サイズは直径26センチ、本体高さが11.5センチで、横に広いのでもみ洗いの時に両手を入れることができます。2.8リットルの容量で、1日分の布ナプキンのつけおきが可能。何よりうれしいのが、元々お鍋としてつくられているポットなので、そのまま火にかけて布ナプキンの煮沸消毒ができること。ウォッシュヘルパーで経血をきれいに落としてから、鍋ごとぐらぐらと布ナプキンを煮立たせて洗えば、消毒だってバッチリです。

オフホワイトのホーローの容器は見た目も美しく、洗面所に置いておけばナチュラルなインテリアとしても空間にやさしく溶け込みます。取っ手がついているので、使わない時はS字フックにかけおくこともできます。そこで気づくのが、ポットの底面には、メイド・イン・アースのビジュアルアーティストである画家の福田勝氏が描いたメイド・イン・アースのロゴと可愛らしいイラスト。ちょっとした遊び心に、心がウキウキと弾んでくるはずです。